２回公演、2498席を巡る競争率4.5倍の攻防

雪組 日本青年館ホール公演『心中・恋の大和路』は、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演期間中に公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたことを受け、8月3日（水）の初日および8月4日（木）の公演を中止しておりますが、

公演を安全に実施するにあたり必要な期間を確保するため、引き続き、8月9日（火）11時公演までの公演を中止させていただきます。なお、8月9日（火）15時30分公演は実施いたします。

また、8月10日（水）の同会場における公演実施が可能となったため、追加公演を実施いたします。

ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけしますことを改めてお詫びいたしますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【追加公演について】

（公演⽇時）8⽉10⽇（⽔）11時公演、15時30分公演

「心中・恋の大和路」日本青年館で10回公演の予定が、上演できるのは8月9日（火）15時30分公演。

その代わり、8⽉10⽇（⽔）11時公演、15時30分公演が追加。

アイドルや来日歌手のコンサートでは、「追加公演決定！」ってしょっちゅう見ますが、宝塚界隈ではなかなか目にしない表現ですね。

自前の宝塚大劇場やバウではなく、外部の劇場で追加公演となると、スタッフの手配など、本当に困難な調整があると思います。駆けまわってくださったスタッフの方々に感謝しかありません。

日本青年館の客席は、1249席。

消えた9公演のチケットを持っていた11,241人が、追加される２公演、2498席の争奪戦に挑戦すると、単純計算で倍率は4.5倍。

厳しい競争ですね。

今回は雪組生の会のメンバーに回す席もあるでしょうし、そもそも競争率の高い人気チケットだったので、実質倍率はさらにあがるでしょう。

おそらく、見ることがかなわなかったファンの為に、８月10日15時30分公演の配信があるのではないか、と希望を持っているのですが、

お盆休み直前の微妙な時期、微妙な時間帯・・・

劇団様、何度もお願いしておりますが、ディレイ心中ならぬ、配信を見逃しても、後追い視聴ができる機能を実装してくださいませんでしょうか・・・

ディレイ配信のデメリット？

劇団は、

・配信の見逃し映像を何度も視聴して「あー満足した。もう円盤は買わなくていいや」

・生観劇と配信映像のリピート視聴でおなかいっぱい。もうスカステ加入はやめよう。

なファンが出ることを危惧していらっしゃるのでしょうか？

その公演に出演している生徒の会の会員のようなコアなファンは、何回生観劇しようが円盤を買うでしょうし、

そこまでのファンでなければ、「生観劇できないなら、配信とか円盤に興味ない。配信は生観劇の代替にはならないし」

コアなファンは買う、コアなファンでないなら買わない世界ですから、ディレイ配信の有無で円盤の売り上げにそんなに影響するのかな・・・

そもそも、トップになったら、何年も前のとっくにスカステで放送しているバウ初主演作が円盤化されて、収益をあげているんですし。