宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

1万円の原価いくら?東京宝塚劇場クッション販売





さて、このたび、日頃より宝塚歌劇をご愛顧いただいている宝塚友の会会員様へ、東京宝塚劇場20年間の感謝を込めて、客席リニューアル記念商品「東京宝塚劇場 オリジナルクッション」を数量限定で販売いたします。


本商品は、クッションのカバー表面に、東京宝塚劇場の新客席に採用したものと同じ生地(オリジナルデザイン・抗菌加工)を使用しています。また裏面には同劇場のイラストを添え、エレガントで高級感のあるクッションに仕上げました。


劇場の客席を、ご家庭などで身近に感じていただけるクッションとして皆様へお届けいたします。   




旧客席の座席番号プレートを使用したノベルティ付きで、


■販売価格:10,000円(消費税・送料込)
■サイズ:約W440×D440×H120mm
■カバー素材:ポリエステル100%   



ふむ・・・1万円のクッション・・・


唐突ですが、


このブログをお読みになっている読者様、


「生観劇は年2回の宝塚ファンライフ」


・・・耐えられます?




私は毎日会いたくて会えなくて、震えながら耐えている・・・というわけでもなく、


元々、物欲とか観劇欲とかが薄い性格なんだと思います。



が、この、東京宝塚劇場の新客席に採用したものと同じ生地で作ったクッション、


欲しい・・・


劇場の客席を、家庭で身近に感じたいー!


普段劇場と縁遠い生活をしていると、「劇場で使っているものと同じ生地」というワードにそそられるんですよねえ。



このアイデア、航空機や新幹線でも最近よく見ますね。




確かにライフジャケットって、未使用で終わるのがあたりまえだけど、そのまま廃棄ももったいない。




ボーイング777をはじめとした、多くの国内線で採用されているエコノミークラスのシート生地を使用したANAオリジナルのグッズが登場しました。


本商品で使用されている生地は、コロナ影響で余剰在庫となってしまった新品のストック生地を有効活用したものになります。


デザインに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。







ジェイアール西日本商事は、山陽・九州新幹線 N700系S編成「みずほ」「さくら」の座席生地に使う織物を使用したアイテムを、10月1日に通信販売サイト「トレインボックス」で発売する。


 新幹線車両のシートモケットの縫製、貼り替えを行なうスタッフが手作りで仕上げたアイテム。


丈夫な生地を使用しているため、長く使用できるという。また、すべての商品に山陽・九州新幹線N700系S編成と、JR西日本新幹線テクノサービスのロゴマークが取り付けられている。


確かに新幹線とか飛行機の座席って、擦り切れているのを見たことが無い。



紅子:ちなみに、新幹線車両の座席生地を使った「クッション」は定価6,600円ですってよ。


「東京宝塚劇場 オリジナルクッション」販売価格:10,000円(消費税・送料込)は、お高くない?


管理人:まあ、東京宝塚劇場で20年間の歴史を刻んだ旧客席の座席番号プレートを使用したノベルティ(革製キーホルダー)の製作費とセットなら、こんなもんでしょ。


紅子:このクッションの原価って、おいくらなんでしょうね。


管理人:東京宝塚劇場の座席シートの生地を作成したメーカーがわからないけど、


宝塚の緞帳を作っている『川島織物セルコン』というメーカーさんが、クッションカバー用の生地も扱っているので調べてみたわ。



このメーカーの、定番品のクッションカバー生地の価格が、1メートル四方で5,500円くらい。


紅子:じゃあ、クッションの中綿代とか、縫製費用とか、特注デザイン料とかも考えたら・・・



まとめ:「東京宝塚劇場 オリジナルクッション」


旧客席の座席番号プレートを使用したノベルティ(革製キーホルダー)付きで10,000円(消費税・送料込)


めちゃ良心的価格だった。