宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

水美さんの演技力



水美さん、いちど客演してみては?


水美 舞斗さんが、今後男役として「今より上」を目指されるとして、個人的に気になる点があります。


水美さんのお芝居の演技における


・キャラクター
・意識の方向
・ノリ


などが、柚香さんとずっと組んでいて、ちょっとパターン化しつつあるのではないか?




最近のお芝居だと、


・『フィレンツェに燃える』レオナルド 役


まあ、これは、脚本だけを読んでも心理変化が読み取りづらいホンだったので、ちょっと置いておくとして、



・『TOP HAT』ホレス・ハードウィック 【ジェリーをロンドンの公演に招待したプロデューサー】役


・『アウグストゥス-尊厳ある者-』アグリッパ役


・『はいからさんが通る』鬼島 森吾役



水美さんが柚香さんの兄弟とかバディ役を演じると、上記の役のような、やんごとなき一族のチョイ悪次男坊、「いつものマイティ」的な「型」ができつつある?


役の感情の説明に「慣れ」が生じつつあるのかな・・・と思うことがあるんです。



今度の「うたかたの恋」で演じる、ルドルフの従兄弟で親友、自由主義者のジャン・サルバドル役。


もはや歌舞伎的な准古典作品で、役のキャラクターも、求められる型がある。


やんごとなき一族の、直系からは外れたチョイ悪色男、見る前から素敵な出来になるのは確定!


ただ、またも「いわゆる水美」が求められる役回りなんですよね。




柚香さんは長期政権が見えてきて、相手役も途中で変えた。



水美さんも、いちど環境を変えて、勝手知った柚香さんとは違う相手と組んで、演技に刺激があれば・・・と思うのですが、


組替え?


専科異動?


うーん・・・


ちょっと前なら「轟理事主演の別箱で、演技を鍛える」作戦が使えたのですが。




ここはひとつ、短期留学するくらいの感覚で、


今後ベルばら祭りがあるなら、水美さん、他組にアンドレ役で客演してみるとかどうでしょう。


どの組に行っても、95期がいますし、タカスペができない中、祭りになりますよ!