宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

他人の書いた宝塚ランキング記事を読んで


M-1グランプリ2022優勝ネタ



ウエストランド【決勝ネタ】1st Round〈ネタ順10〉M-1グランプリ2022





河本:あるなしクイズ。「アクション映画にはあるけど、恋愛映画には無い」ものは?


井口:「パターン」アクション映画にはいろんなパターンがあるけど、恋愛映画にはパターンが無い。


河本:恋愛映画にもパターンあるでしょ。


井口:恋愛映画、全部一緒だよ。


冴えない女の子が、ひょんなことから王子様系の男子と知り合い、


いい感じになるも、恋敵のイケてる系の女の子に取られそうになるが、


結局自分が選ばれた。


やったー!



後は、重い病気になるやつだけ!



感動したなあ?



悲しいだけだろ!




ウエストランド【決勝ネタ】最終決戦〈ネタ順1〉M-1グランプリ2022




井口:アイドルを見てみろ。他人を蹴落としてでものし上がってやるう!売れてやるう!という向上心の塊じゃないか。


その辺の舞台役者なんて、お互いの芝居見にいくだけで、なんの向上心も無いんだから。


「うん、演出が悪いなあ」


「脚本が悪いなあ」


なんにも成長しないんだから。


前売り5,500円、たけーよ。


「晴天なのに、傘」とか、不条理なタイトル、やめてー。


「がれきの前でパジャマ」とか、不条理な画像、やめてー。


知らない奴がいっぱい載ってるフライヤーの裏表紙、いらねえよ。


「メッセージ性」やめれー。




管理人:・・・あーワロタ。たしかに今年の宝塚のお芝居、「結局ヒロインが選ばれた、やったー💛」か、難病かだわ。


紅子:今年ってか、宝塚のお芝居は、「結局ヒロインが選ばれた、やったー💛」になるかどうかで、95分楽しませてくれた作品が名作なんだよね。


管理人:ファンのホンネは


「メッセージ性」やめてーwww


なのかなあ。


紅子:アンタの記事は不条理なタイトルに「メッセージ性が無いやんけ」ばっかり。宝塚界隈では「メッセージ性」なんて野暮なのよ、や・ぼ。


管理人:この人たち「スポーツを分析するのは楽しいけど、お笑いを分析するの、やめてー」ってM-1の決勝で叫んで、グランプリ取ったもんね。


紅子:今年審査員を引き受けた山田邦子さんに、島田紳助さんから『審査員が審査されて、みんな嫌だから、誰も受けてくれなくなったんや。だからありがとうな』ってメールが来たそうね。


管理人:今年もブログ界隈に「今年の宝塚作品、ランキング発表!」みたいな記事が出る季節ですね。


ランキング記事を読んで、自分の好きな作品が上位だったら嬉しいけど、自分のお気に入り作品が順位が低かったら、ムッとしたりするかもしれません。


読者の皆様、自分なりに心の中で、今年見た宝塚作品でも、映画でも本でも、あえてランキング付けしてみてはいかがでしょう。



紅子:それ考え出すと、


SNSで、みんなが褒めていたから、上位に付けなきゃとか、


SNSで、みんながけなしていた作品、私は好きなんだけど、上位にはしづらいな・・・とか


邪念が入るのよね・・・


管理人:別に自分のSNSで発表しなくてもいいの。「自分が楽しかったかどうか」だけを頼りに。


この作品とこの作品なら、あえて、こっちを選ぶ!という「あえて」に、


作品の価値づけより、順位をつけた自分の価値観、センスのほうが露わになって、とても興味深くもあり、怖くもあり。


紅子:ランキング記事で読者に審査されるのは、作品の価値より、書き手なのね。