宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

ボニー&クライド配役の謎


墓場まで、何マイル?



主な配役

クライド・バロウ 彩風 咲奈

ボニー・パーカー 夢白 あや

保安官スムート・シュミッド 透真 かずき

牧師 久城 あす

エマ・パーカー 杏野 このみ(ボニーパーカーの母)

特別捜査官フランク・ハマー 桜路 薫

ヘンリー・バロウ 天月 翼(クライドの父)

バック・バロウ 和希 そら(クライドの兄)

キャミー・バロウ 沙羅 アンナ(クライドの母)

ブランチ・バロウ 野々花 ひまり(クライドの兄嫁)

ステラ 希良々 うみ

バド・ラッセル巡査 眞ノ宮 るい

ビリー・ザ・キッド 星加 梨杏

チャーリー店長 琴羽 りり

婚約者ロイ/銀行員 麻斗 海伶(ボニーの最初の結婚相手)

トリッシュ 有栖 妃華

テッド・ヒントン 咲城 けい(ボニーの地元で顔なじみだった保安官)

副捜査官ボブ・アルコーン 真友月 れあ

ディーコン 聖海 由侑

ミリアム・ファガーソン知事 愛羽 あやね

裁判官 紗蘭 令愛

ボニー(少女) 愛陽 みち

エディ 蒼波 黎也

レイ 絢斗 しおん

クララ・ボウ 菜乃葉 みと

知事秘書 琴峰 紗あら

エレノア 愛空 みなみ

雑貨店員 海咲 圭

ジョンソン保安官補佐 希翠 那音

ハリー 華世 京

クライド(少年) 夢翔 みわ

ボニーとクライドの子供時代が描かれるようですね。


実在のボニークライドには、複数の共犯がいて一緒に行動していたそうですが、


今回の配役から見ると、クライドの兄バック(和希)とその妻ブランチ(野々花)以外の仲間は、あまりフィーチャーされないのかな?


(ハリー (華世 京)が、2人の人生の結末について決定的な役回りを演じるかも)



登場人物のうち、


ビリー・ザ・キッドは、19世紀の西部開拓時代、保安官を含め 21人を殺し、おたずね者として逃げ回り,最後は友人に射殺された、アメリカ史上の伝説的アウトロー。


クララ・ボウは、ボニー&クライドの少し前、サイレント映画の大スターだった女優さん。


ボニーとクライド、2人の恋と犯罪のみならず、


当時のアメリカの大衆の心をとらえた、アイコン的な人物を登場させることの意図は?




銀行強盗や殺人を繰り返した、ボニーとクライド。


宝塚の舞台で登場するキャラの中でも、反社会的「カップル」度は断トツでしょう。


ボニー&クライドの物語が、90年たってもなお繰り返し映像化、舞台化されるアイコンとなったのはなぜ?


「ボニーとクライド症候群」と呼ばれることもある、犯罪者に惹かれてしまう心理(ハイブリストフィリア)の謎に迫るのかな?






Wikiによると、重大事件を起こして収監された犯罪者を熱烈に崇拝し、支援し、獄中結婚したりする女性の心理として、

「殺人犯がかつてそうだった、小さな男の子の姿を『見て』、彼を育てようとする」


基本、真面目な文学少女だったボニーが、札付きのワルのクライドに惹かれたのは、


クライドの中の「小さな男の子」を『見て』、彼を育てようとしたのだろうか?