『1789』初演からオランプをヒロインにしなかった理由
『1789 -バスティーユの恋人たち-』先行画像
えーっと、人物の、肩とか腕の構造がどうなっているんだろう?
礼さんが舞空さんをバックハグして、両手を舞空さんの腰の前に当てた状態で、
礼さんの左の胸や肩が、こんなに余るかな・・・舞空さんがぎゅーっと圧縮されたか、礼さんの右手がぐーんと伸びたのか?
まあ、礼さんが大きく見えるのはいいことだ。
ただ、礼さんの表情が、芝居を観る前から「主人公がバッドエンド」の可能性を漂わせているのもなあ・・・本公演のポスターでは、もっとヒーロー然とした表情を見たいなあ。
あと、この先行画像を見て、『1789 -バスティーユの恋人たち-』初演で、最初からヒロインをオランプにしなかった理由が、なんとなくわかった気がします。
『1789 -バスティーユの恋人たち-』2015年に日本初演 月組公演のポスター
このポスターを見た方は、
「あ、マリーアントワネットがいる!フランス革命のお芝居かな?」
と一目瞭然でしょう。
19世紀以前の西洋の話かな?でもどこの国の誰だろう?
マリー・アントワネットの、アイコンとして説明不要の存在感ったら!
以前、TV番組でフランス人が
「日本ではなぜ、マリーアントワネットが人気があるのでしょう?
彼女は民衆の苦しみに無関心で、遊んでばかりで、不倫までして、とんでもない王妃ですよ!」
とおっしゃっていたのを聞いて、思わず笑った記憶があります。
確かに、もしも日本の皇后さまで
「飢饉でごはんが無いなら、お菓子を食べればよいであろう」
とおっしゃったと噂された方がいたら、国民に大人気!とはならないだろうなあ、
ちなみに、その発言者によると、王妃様をギロチンにかけたフランス人は、王室ネタとかに全く興味が無いお国柄なのかと思いきや、
フランス版の女性週刊誌では、イギリス王室ネタとか、モナコ王室のメンバーであるシャルロット・カシラギ(グレース・ケリー王妃の孫娘)の話題が鉄板ネタなんですって。
結局、みんな王室とか王妃ネタが大好きなのね。
まとめ
フランス革命
- マリー・アントワネット
= 地味