宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

異議あり!瑠風 輝の東上が『大逆転裁判』なんて!


瑠風 輝、東上公演決定!






ミュージカル・ロマン

『大逆転裁判』 -新・蘇る真実-

原作・監修・制作協力/株式会社カプコン


脚本・演出/鈴木 圭


宝塚歌劇×逆転裁判第4弾として、「逆転裁判」シリーズの主人公・成歩堂龍一の先祖、成歩堂龍ノ介を主人公とした大ヒット作「大逆転裁判」を舞台化!


法廷を舞台に、無実の罪に問われた依頼人を救うべく事件の真相を暴いていくゲーム「逆転裁判」は、累計販売980万本を超える大人気シリーズ。


個性豊かなキャラクターや緻密に作り込まれたストーリー展開は絶大な支持を集め、ゲームの枠に留まらず映画やテレビアニメ等でメディアミックスされてきました。


宝塚歌劇においても2009年に宙組で初演後、同年に『逆転裁判2』を、2013年には『逆転裁判3』を上演し、いずれも大好評を博した人気作品です。


弁護士を志す大学生・成歩堂龍ノ介は、最新の司法制度を学ぶ為、明治時代の大日本帝国から万国博覧会を目前に控えた大英帝国への留学を果たす。


次々と難事件に巻き込まれていく龍ノ介は、法務助士の寿沙都らと共に依頼人の為に立ち上がるが、そこに世紀の大探偵シャーロック・ホームズが現れ…。


「異議あり!」の名台詞から、絶体絶命のピンチを覆していく痛快法廷バトル、この夏、新たな真実が蘇る!   





『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』ローンチトレーラー



「異議あり!」



紅子:うわあ、びっくりしたー。どうしたどうした。


管理人:いや、別に異議は無いです。


原作の「異議あり!」の名台詞を言ってみたかっただけです。


鈴木圭先生って、2003年、バウホール公演『里見八犬伝』で演出家デビューされていますが、


宝塚歌劇において、2009年に宙組で初演後、同年に『逆転裁判2』を、2013年には『逆転裁判3』を上演してのち、寡作でいらっしゃって、



2017年 星組 宝塚バウホール( 主演:七海ひろき)バウ・戦国ロマン『燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛-』


2019年 月組『夢現無双』 新人公演担当




コロナ禍以降、めっきりお名前をお見かけしなかったので、どうされているのかなあ、と思っていたところでしたわ。



紅子:あんた、20年前に原作ゲームにハマっていたんですって?しかも、今のアンタのブログのスタイルのルーツですって?


管理人:ゲーム「逆転裁判」は、


主人公が見習い弁護士で、


・殺人事件発生!


・鞭を振り回す検事やら、霊媒師の相棒やら、吉本芸人みたいなアクの強い登場人物たちのボケにツッコミを繰り広げながら、裁判で勝つための証拠品を探す「探偵パート」


・探偵パートで得た証拠品を使って、依頼人の弁護を行なう「法廷パート」に分かれています。


ミステリもののTVドラマや小説は、主人公と一緒に犯人を推理しながらも、読者は受け身でストーリーを楽しみます。


普通のミステリでは、探偵が犯人に自白させた時点で物語はほぼ終わり、裁判シーンはほぼ省略されますが、



ゲームでは「法廷パート」がメインディッシュで、すっとぼける被告に「証拠」を「くらえ!」と突き付ける必要があります。


この「証拠」が、普通に考えたらありえない、なんでもなさそうなモノがきっかけで、完璧にみえたアリバイがくずれていくのです。


法廷と言う密室で、ぶっとんだ会話と緻密なロジックで、意外な真相に辿り着くさまが


ピタゴラスイッチ法廷


みたいで好きでした。


つんと澄ました被告が逆ギレしたり、チャラそうな被告のヘヴィな過去が暴かれたり、


コミカルとシリアスの高低差を駆け抜ける


ジェットコースター法廷



つまり、法廷アトラクションゲームですね。



紅子:自分のリアルライフでは一生体験したくないけど、そんな裁判を体験できるなら、人生で初めて傍聴券のために並んでみたいと思ったわ。


で、このゲームのスタイルがこのブログのノリのルーツなの?


管理人:作品という茫漠として曖昧模糊なものを語る時に、どこか「証拠」、攻めどころ、キーワードを見つけて、「くらえ!」と打撃をいれて語りたがるところとか、


アクの強いボケキャラを出してきて、対話形式にして


紅子:異議あり!誰がアクの強いボケキャラじゃい!