ネガティブ感想をSNSにあげる時は
3月下旬、当ブログがブログ村で一時急にランキングが上昇したことがあります。
原因は、管理人3月21日に『カジノ・ロワイヤル」を観劇した時の記事が、管理人の想定以上に数万ものPVがあったためです。
小池修一郎先生に対し、本人を傷付ける意図を持って、批評や個人的感想を超えた言葉で攻撃する意図で書いた記事ではないのですが、辛口なことを書いております。
批評は楽しみ方の幅をひろげるものでありたいと反省
普段管理人は、ライブビューイングもしくは配信を視聴してから感想をUPしています。
配信は時間が合えば日本中の宝塚ファンが視聴できますし、その頃にはコアな宝塚ファンはその舞台を観劇しています。
ブログは話題のフレッシュさが命、管理人が配信を見て感想を書く頃には、もうその演目の観劇レポは話題の鮮度は落ちていますので、
当ブログにおいて観劇感想記事は、普段それほどのPVではありません。
それゆえ、当ブログの観劇感想は、ネタバレをあまり気にせず、気になったところにはツッコミも入れつつ、気楽に書いてきました。
しかし、管理人が『カジノ・ロワイヤル』を観劇した時は、開幕からまだ日が浅かったため、この記事がたくさんの方の目に触れることになりました。
TVドラマやマンガの連載などは、全国で多くのファンが放送や発売と同時に同じコンテンツを見て感想を語り合えます。コンテンツもタダ~数百円、映画も2,000円以下で楽しめる安価な娯楽です。
宝塚の大劇場公演は、宝塚大劇場の初日から東京宝塚劇場大千秋楽まで3か月近くあり、数か月後の観劇のために、何万円分ものチケットを買って楽しみにしているファンが大勢いらっしゃいます。
そんな観劇前のワクワクが、管理人の記事を読んだことで削がれてしまった方もいらっしゃるかもしれません。
劇団は、批評や個人的感想をSNSにあげることは否定していませんが、
自分の気楽な書き込みが、大勢のファンのワクワクを棄損したとしたら・・・
「つまんなそうだから、配信を買うのをやめよう」と思う方がいたら・・・
「クリエイターでも無い素人が、評論家ぶった記事を書くこと」には、色々な意見があるでしょう。
自戒を込めて、私は記事を読んでくれた人が、読む前よりも対象となる作品や作者について興味を持ち、楽しんでくれたら、それがブロガー冥利に尽きることだと思っています。
それゆえ、先ほどの記事でも、原作の作者紹介をしたり、
「小池先生が007にキャベツやイルカを出してくる意図」は何なのか?という切り口で記事を書きました。
もしも「つまらない」と思う作品に出合った時でも、どうにかして「面白がる」スタンスで作品のポイントを探すことで、興味深く考えて、記事を書けるようになりたいと思います。