宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

公演が再開していたら組替えは実行されたのか?





組替えを発表している以下の生徒につきまして、組替えの中止をお知らせいたします。  

 

月組

きよら 羽龍・・・2024年2月1日付で宙組へ組替え

※宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします。   


宙組

天彩 峰里・・・2023年12月25日付で月組へ組替え

※宙組東京宝塚劇場公演中止にともない、組替えを中止いたします。


組替え中止の理由は、まあ、なんとなく察しております。


宙組東京宝塚劇場公演が中止になったから、生徒の組替えが中止になるという理屈を持ち出されると、公演が再開していたら組替えは実行されたのか?といういらぬ憶測を呼ぶ気がするのですが…


もしも、あの事件が無かったなら...


もしも、この組替えが半年前に実施されていたら…


天彩峰里が月組でトップ娘役になるというもう一つの世界線があったが、その線が消えたために組替えも中止になったのでしょうか。



個人的には、宙組東京宝塚劇場公演については、全日程中止で払い戻しのうえで、無観客公演を実施し、宙組トップや退団者のメッセージを配信するという方法があれば、見てみたかったな、という思いはあります。


それならば、会チケだからとか、せっかっく当たったのにとかいう雑念なく、見る見ないを個人の判断で決められます。


マスコミがその映像を見て、どのような記事を書くのかはわかりませんが、今だって宝塚の舞台映像すら見たことが無いまま記事を書いている記者も多いのだろうと思います。


私はパワハラもいじめも、あってはならないと思っていますが、劇団の事情についてさまざまに報道されていることは、このクオリティの新作舞台を年に何十本も世に出す裏で行われてきたことだということは頭の隅に置いておいていただかないと、視座が一方的になってしまうのではとも思います。



本当に個人的な願いは、ほとんどの公演が中止になった『カルト・ワイン』のスカステニュース用の記録映像を、後日スカステで特別放送したように、


あのジェンヌの生涯最後にそれでも立った『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』の初日舞台の映像を見てみたい、という想いもあります。


今日も、亡くなったジェンヌのことは、公式には「ジェンヌX」のまま。私は、あの日の舞台がどのようなものであったのかを見届けないと、どうにも追悼しきれないのです。