宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

炎のボレロポスター画像UP! あらすじ意訳してみた

望海さんが退団発表されても、雪組は続いてゆく。全ツのポスター出ましたね。



公式あらすじ

舞台は1860年代フランス傀儡政権下のメキシコ。政府に抵抗して領地や財産を奪われ、家族をも失った青年貴族が、復讐の為、そして祖国を取り戻す為に共和派の仲間達と共に立ち上がる姿を、敵方の令嬢との恋を交えて描いた情熱的なミュージカル作品です。

最近の先生方は、高校の世界史Bの教科書の記述みたいなあらすじが多いけれど(笑)柴田先生はシンプルだなあ。全ツのお客さんは舞台観劇慣れしていない方も多いから、チラシの解説はこれくらいシンプルなほうが、わかりやすくていいかもね。


なんでメキシコにフランスが?皇帝はフランツの弟?

メキシコは300年もの間スペインに支配されておりました。すったもんだの末独立したぜ!スペイン人は出ていけ!と追い出したはいいものの、学校から先生が、病院から医者が、工場からエンジニアがいなくなりました。


当然世の中回りません。フランスに借りた金も返せません(汗)結局フランスに国ごと「差し押さえ」られる状態となりました。フランスは操り人形となるメキシコ皇帝候補を探します。白羽の矢が立ったのが、フランツ・ヨーゼフの弟マクシミリアン。


マクシミリアン君、兄フランツには息子ルドルフがいて、皇位継承の見込みも無くて燻っておりました。最初は乗り気でなかったものの、野心家のメーガン妃みたいな妻にそそのかされ、メキシコ皇帝となってしまいます。ヘンリー王子みたいやね。


で、あらすじの最初となります。

主な配役

アルベルト(彩風):政府にすべてを奪われた青年貴族
カテリーナ(潤):敵方の令嬢


朝美さんはおそらく、紫苑さんがやっていたアルベルトを追うフランス軍の将校役だと思う。


マクシミリアンの最期

あらすじからお察しのとおり、アルベルト属する共和派の活躍により、フランスはメキシコから撤退。見放されたマクシミリアンは逮捕、処刑されます。フランツが弟の処刑を知ったのは、エリザベートの2幕2場、ハンガリー国王として戴冠し「エーアン」の歓声に包まれている最中のことでした。