アクリルカードSNS投稿OK!裏に「宝塚が忘れられる」危機感?
アクリルカードで撮影した写真はSNSに投稿OK
おお、アクリルカードと撮影した記念写真は、SNSへ投稿して大丈夫なんですね!
アクリルカードと撮影した記念写真は、SNSへ投稿くださって大丈夫です。ぜひハッシュタグをご利用ください
引用ツイート https://twitter.com/tcaonlineshop キャトルレーヴオンライン公式アカウント
やったー!
今まで、好きなスターのことを語りたい!できれば贔屓の麗しいお姿を、宝塚を知らない方にも見せびらかしたい!
と思いつつ、肖像権侵害はだめですし。
公式が、おおっぴらに使える素材を提供してくれないかなあ・・・と思っていたところだったんです。
さっそく皆様、彩凪さんのカードで、
「人という字はー」
「せんせー それ、入です」
とか遊んでいらっしゃる(笑)
SNSと著作権
SNSをやっていると、著作権について気になりますよね。
下記のサイトは公益社団法人著作権情報センター(CRIC)が、学校での著作権教育の参考資料として公開しているもので、わかりやすいです。
当ブログは、ネット記事やYouTubeの引用に、コメントをつける形式の記事がやたら多いですが💦いちおう著作権において「引用」は認められていて、
引用のルール
■必要性最小限度
■自説の補強に不可欠であって,かつ必要最小限度であ
ること
■引用した箇所を明らかにすること
■原文のまま,手を加えずに引用すること
誤った引用・参照の仕方
■必要以上に大量に引用すること
■他の文献に書いてある内容を,文末の表現など,言い
回しを変えただけで使用すること
■文献の出典を示さずに文章・数値・データを引用する
こと
提供:公益社団法人著作権情報センター(CRIC)
http://chosakuken.jp/common/pdf/jh/ver04_16jh_kokugo_small.pdf
「必要性最小限度」とはどれくらいか、というのは、まあ「常識の範囲」というか、そこが問題なんですけどね💦
「紅子」ネタは
●オリジナルの作品や作者にはファンがいる。ファンに違和感を抱かせないよう続編を考えてみる。
にあたっているのだろうか。
例えばコミケでは、既存のマンガやラノベのファンが、そのキャラや設定を使った2次創作のマンガや小説を「頒布」していて、出版社も知らないわけはないと思うのですが、コミケで著作権で訴えられた、という話も聞かない。
一般書店で販売されている公式の商品の海賊版ではなく、ある意味ファンが熱意と労力をかけて、公式の作品を宣伝してくれているので、おおらかに黙認してくれているのでしょう。
(同人を見るファンは、当然公式の作品を合法的に楽しんだ方でしょうし)
公式が素材を提供といえば、
ジブリと著作権
「あれほどレゴ片付けなさいよって言ったじゃん!!踏んだら痛いって何回言わすの!」
(りりぃさん、@miku626)「#ジブリで学ぶ主婦業」、Twitterで大喜利大会に。千と千尋、ポニョなど場面写真で「あるある」の嵐 | ハフポスト
↑この画像は、スタジオジブリが「常識の範囲でご自由にお使いください」と公式HPでフリー提供しているもの。SNSではファンがそれをネタにした大喜利で遊んでいます。
なぜこんな「公式画像をフリー提供」に踏み切ったのか?
法律で著作者を守ることも大事だが、ライセンスビジネスとは別の観点から、「著作物は、誰かが読んで、見て、聞いてくれないと意味がない。常に世の中の人に楽しんでもらい、話題に上がる、それが一番重要。作った人のものだけど、作った人だけのものじゃない」という。
著作権は作品を「守る」ためのものですが、「使っちゃだめよ」ばかりだと、著作権者の死後70年どころが、作者の存命中から忘れられて「そんな作品、若い方は知らない。知らないものは商売にならない」になりかねない。(キャンディ・キャンディとか)
宝塚の、既存ファンが口コミでご新規を連れてくるという、従来のシステムが機能できない中、今はSNSで、ファンが公式画像で広報担当になれる時代になった、ということでしょう。
ということで、皆様のアクリルカード大喜利を楽しみにしております。