宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

小林一三ならどうする?月組トップ 理事長サヨナラインタビュー


小川友次理事長サヨナラインタビュー



「トップスターの人事は間違えてはならない」と甘さを捨て、厳しい目で見、時間をかけて悩みぬくのだという。そうして決断をくだした後は、部屋にある一三翁の写真に語りかけるそうだ。


「『これでいいでしょうか』と報告するんです。本音を言えば、一三翁のお考えを伺いたいのですよ」


紅子:次期月組トップ、こんちゃんさんならどうする?本音を言えば、こんちゃんさんのお考えを伺いたいのですよ。


管理人どっちが実在しているんだか。


芹香さんが「罪に生きる者」モリアーティに決まっちゃったし、


月城さん兄正行の戦死後、楠木一族を統率する楠木正儀役に決まったし、



ねえ。


紅子:ねえ。

「一三先生ならどうする?」


紅子:真風氏、新しいパートナーを迎え、デザイン監修グッズ第2弾が発表され、甘い香りと共に美男子パティシエ、ル・ヴォンが「シトラスの果ゼリー 三倍酢」を・・・



ねえ、ギャグ入れたの気づいた?


管理人:(スルーして)理事長も、「一三先生ならどうする?」と問いかけるのねえ。


ビリー・ワイルダーという有名な映画監督の部屋には「ルビッチ(ワイルダーの師匠)ならどうする?」と掲げていて、


孟子も「孔子ならどうする?」といつも考えていたそうで。


紅子:宝塚って、創業者が106年の歴史のうち40年近く関わって、ブランドイメージを代表する「清く、正しく、美しく」という、迷ったらいつも立ち返るべきモットーを皆が共有しているのが凄いよね。


好感度の高いタレントを起用してバンバンCMを打っても、企業のブランドイメージを創り、さらに世代を超えてイメージを共有してもらうって大変なことだというのにさ、


特に宣伝していないのに、宝塚を知らない人でも知っている(今でもしょっちゅうパロディになる)キャッチコピーを持っているんだよ。


私も客席係として、常に心掛けてまーす。


世界のハイブランドのモットー

管理人:世界の老舗を見ても、ルーツを常に意識しているところは強い。


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感想(3件)


エルメスはロゴやスカーフの柄で常に「我々のルーツは馬具職人である」ということをアピールしていて、


現在エルメスを代表するバッグとなった「ケリー」は、1935年に発売した「サックアクロア」をベースに作られたんだけど、


「サックアクロア」は元々召使が持つ”馬の鞍入れ”だったのを、ある程度ハイソな女性が、自分で身の回りの小物を持ち運べるように、サイズを小さくして「ハンドバッグ」にしたものなんだって。


元々は馬の鞍メーカーで、馬への負担を少なくするための、皮の表面の”なめし”や”立体的で丈夫な縫製”へのこだわりが、現在のエルメスのバッグのデザインのフォーマットだそうで。



ルイヴィトンは、汽車で旅行する時の荷造り用木箱屋が作ったトランクがルーツ。だから、”丈夫でしまいやすく、開けやすい”(エルメスって開けにくくね?)


つまり、


エルメスの顧客は”乗馬が趣味”の方


ルイヴィトンの顧客は”旅行が趣味”の方


紅子:ターゲットがわかりやすい。



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紅子:ここは・・・?


まあ、ここは、戦争で革が軍隊での使用優先で市場に出回らなくなった時、革の代わりにコーティングしたキャンバス地とか、持ち手に竹(バンブー)とか、ピンチをチャンスに成長したたくましいところなんで・・・