宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

「劇場で観劇せずに感想を書くな」と言う方の真意は


「劇場で生で見ていないなら、観劇とは言えません」
「生で見ていないのに、感想を公衆に発表しないでください」



・・・


私、生で見ていないどころか、東京大千秋楽の配信を待ちかねて、ル・サンクの脚本だけ読んで感想を書いた前科があるぞ。




劇団によっては、「演劇は生で体験してこそ」なので、舞台の映像を収録して配信、円盤化などは一切しません、というポリシーのところもありますが、


宝塚は昔から舞台中継の放送やビデオ販売を手掛け、専門チャンネルで1日中宝塚コンテンツを流すことができる映像資源があり、後追いのファンも膨大なアーカイブスに手軽に触れることができる。


劇団だって、映像だけを見て意見を言うファンが出るのは想定内でしょう。


スターが退団後に宝塚ファンになった方が、映像で往年のスターの舞台姿を見て「素敵!」と言っているのを、「あなた、映像で見ただけで感想をUPしてはだめですよ」と止めて、OGは嬉しいのだろうか。


全国ツアー公演で初めて宝塚に触れてファンになり、本拠地まで遠征できないから映画館でライブビューイングを見て楽しんでる客に「あなたの行動は観劇とは言えない」と言ってどうしたいのか。劇団が正規に提供しているサービスにお金を払ってくれる、大事なお客であろう。


まあ結局、そんなことを言う方は、配信で満足せず劇場に来てね💛というよりは、


自分の目に見える世界を、自分の贔屓を誉めそやす意見で埋め尽くしたいのではなかろうか。


SNSにもいろいろありますが、Twitterはある程度、自分の意に沿うツイートでタイムラインを埋められるように操作できるんですよね。


が、ブログ村とかアメブロランキングは、不特定多数の投票制度でランキングが決まる。ある時点のランキングは誰が見ても同じで、当然いろいろなブロガーの想いが一色な訳はなく、賛否両論、いろいろな意見の記事が並んでいる。


管理人は賛否両論だから面白い、と思うタチですが、


贔屓を誉めそやす意見だけで埋め尽くされた世界を見たいのに、なぜそうならないのか!と思いだすと、しんどいだろうなあ、と思います。


私だったらいっそ、人様のブログのコメント欄で論破を試みるより、自分でブロガーになって、気になるあのブロガーよりランキング上位になって、贔屓の魅力を世間に宣伝してやるう!


そのほうが贔屓も喜ぶと思うのですが。