宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

檀れいのプロ意識「好きな鬘より、綺麗に見える鬘」



檀れい、宝塚時代の美容師と感動の再会「あいつ今何してる?」







檀さんが再会するのは、トップ娘役になった時にカツラをお願いした美容師。


その美容師は、舞台の時代背景などに合わせ、いつもため息の出るような美しいカツラを作ってくれたという。


檀さんが宝塚を退団した際、美容師も「精いっぱいやった」と話していたといい、檀さんは共に走りぬいた感謝を伝えたいと話す。


番組では、檀さんや真琴さんも初めて知る、多くのタカラジェンヌが愛したスゴ腕職人の秘めた思いが明らかになる。



↑番組中では、檀れいが「エジプトの王女」アムネリス役を演じた時のカツラの作成秘話が!


檀れいさんのカツラを担当していた美容師さんの言葉で印象的だったのは、


”ほかの娘役さんは「私はこんな髪型が好き」と自分の好みを伝えてくる人が多かったけど、


檀さんは「私が客観的に綺麗に見える髪型を作ってください」とリクエストしてきて、私は全力でそれに応えた”


なるほど。私はジェンヌでも美容師でもないけれど、「プロ意識」ってこういうことなんだなあ。


管理人もブロガーをやっていて、記事を公開の場にUPしておりますと、「自分の好きなものを、好き勝手に書いた記事」ばかり書いていては、読者の皆様に喜んでいただけないのですよ。


紅子:生の舞台すら見ていない、田舎のおばちゃんの主観には、誰も興味は無いもんね。


管理人:ねえ。私のライビュ観劇評、「感動したー!」「面白かった」ってあまり書かないで、客観的な作品の背景解説とか、「この場面、この一言に注目!」なキーワード一点突破分析が多いけど、


それは舞台や演じているジェンヌさんをけなしたいわけではないのよ。


どうしておもしろかったのか、あるいはつまんなかったのか、具体的な表現を客観的に証拠として提示しないと、


「生の舞台を見ていないお前に何がわかる」って言われちゃうもんね。


紅子:無料ブログとはいえ、読者の皆様の人生の貴重なお時間を、数分頂戴するわけでね。


管理人:プロって凄いよね。「私を見て!感動して!そしてお金を払って!」ってことだもん。


ブログを始めてよかったことは、プロの凄さがより身に沁みるようになったことだわ。自分も本業があるけれど、長くやっていると「これはお金をいただくにふさわしい仕事か」って本質を見失いがちだったのを、もういちど考えるようになったもん。


紅子:何からも、何かを学べるよね。