うどん県民が大阪のうどんを食レポしてみた
うどん県民、無事うどん県に戻りました。
いやーっ、3日うどんを食べないと禁断症状に襲われ、人生で初めてうどん県外でうどんを食べました。(学生時代は県外で暮らしていたのですが、その時は意地でも加ト吉の冷凍うどんを食しておりました)
今回は、うどん脳が大阪のうどんを食レポし
紅子:おーい。このブログの読者の半分くらいは関西圏の方ですよー。
管理人:大阪のうどんの感想「だしが美味しい」
紅子:・・・そっち?
うどん県の讃岐うどんとは「男麺」
管理人:うどん県のうどんのだしは、煮干しをガッツリ使った、魚の脂の匂い、潮の匂いをあえて残した、荒々しい野性味がある出汁なんですよ。
讃岐うどんの麺における”コシ”とは、
茹でた後も、断面が四角くエッジの効いている麺の外観、
口の中で歯が麺の断面に触れ、噛み切る瞬間の質感、感触。
タカラジェンヌで言うと、筋肉でゴリゴリ踊る系のダンサーのように、麺がお口の中で躍動する。
コシとはそういった「テクスチャ―」の総合芸術。
そんなゴリゴリした麺に、野性味ある出汁が合わさる。
男役同士のタンゴのような、剣豪同士が切っ先を交えるような、緊張感あふれる一杯。
讃岐うどんの麺&出汁のイメージ
まあ、一口でいうと「男麺」
大阪のうどんは「乙女麺」
大阪のうどんは、さすが上方、昆布ベースのまろやかで上品なお出汁ですね。このままお吸い物に使えそうな。
麺は、乙女の柔肌のようで、まろやかなお出汁と一体となってハーモニーを奏でる。
例えると、この2人のデュエットダンスのような。
大阪のうどんのイメージ
まあ、要するにバランス・ハーモニーですわ。ゴリゴリの讃岐うどんに大阪のはんなり出汁を合わせたら、麺の強さに出汁が負けるし、
大阪の柔肌うどんに野趣あふれるイリコ出汁はケンカしちゃう。
まとめ:みんな違ってみんないい
紅子:この人高松駅に着いた途端、駅前のうどん屋にダッシュして「これこれ!讃岐うどんは日本一、いや、世界いちいいいいい!」って言ってましたからね。