うどん県民大阪 阪神イカ焼きはママの味
大阪にいます。梅田のキャトルで歌劇8月号を買いました。
あ、梅芸遠征ではありません。
阪神百貨店はすごいですね、大阪駅の眼の前、超一等地にあるデパートです。
一階入り口を入ったら、夏祭りフェアで、お祭り提灯が賑やかで、りんご飴などを売っていました。
隣のヒルトンホテルでは、エルメスのお店の前で金魚すくいをしていました。
大都会の真ん中だけど、気取らない梅田が大好きです。
地方民は
どう?この高度な洗練があなたに分かるかしら?
と試されるようなのは苦手なのです。
ヒルトンホテルで中華ランチ5000円を奮発しました。
高松の飲み会でも5000円くらいしてあまり美味しくない飲み屋も多いですが、
梅田の真ん中でランチに5000円出すと、素材ごとに絶妙に下味や香辛料の配合を変え、火の入れ方も繊細。
一皿ごとに、ショパンの繊細なタッチの小曲を聴くような、小粋なコース料理を堪能しました。
阪神百貨店デパ地下のイカ焼きが美味しかったです。
小麦粉を溶いたものに、甘じょっぱいイカの切り身を混ぜて焼き、醤油ダレを塗った軽食です。
表面は、冬場のお風呂上がりに保湿せず放置した肌のようにカサついていて、
かじると、赤ちゃんのもち肌のようにもちもち。
そこにイカのコリコリした食感がアクセントになり
耳たぶを噛んでいるような、ママのおちちを飲んでいた赤ちゃんの唇はこんな感触だったのだろうか?と懐かしくなるような。
大阪の方が、阪神のイカ焼きに特別な感情を持つのもむべなるかな。