宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宝塚大劇場 月曜定休へ変更した真の理由が意外だった




宝塚大劇場 月曜定休へ変更した真の理由「客の混乱を防ぐため」

日経新聞の記事になっていました。


宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)は4日、同市にある宝塚大劇場と宝塚バウホールの定休(休演)日を水曜から月曜に変更すると発表した。


東京・有楽町の東京宝塚劇場と定休日を合わせ、客の混乱を防ぐのが目的。2023年4月22日に始まる雪組公演から適用し、初日や千秋楽の曜日も変える。


歌劇団によると、大劇場は1976年4月から水曜を休みにしていた。周辺の店舗などが定休日を合わせているケースがあり、影響を考慮して移行期間を設けた。〔共同〕



・・・


そういえば、東京、有楽町の東京宝塚劇場の定休日は、元々月曜日だったのですね。


何十年も「宝塚大劇場は水曜日が定休日、東京宝塚劇場は月曜日が定休日」


で運営してきて、地元の常連客はホームの定休日をご存じでしょうし、ご新規の客も定休日は確認するでしょう。



遠征する時に、チケットを手配せず「着いたら当日券を買おう」と新幹線や飛行機にふらっと乗って、


「劇場に着いたら定休日だった。がーん。」


「宝塚大劇場と東京宝塚劇場で定休日が違っているので、混乱したじゃないか!定休日を統一してくれ!」


・・・


そんなお客もいたのかも知れませんが・・・



まあ、日経新聞の記事ですから、正直?に


「劇団によると、宝塚大劇場の千秋楽公演の配信を日曜日に行うことで、配信収入の増加に繋げたい考え」


とか書いたほうが、阪急阪神HDの株価が上がったかもしれませんが。あんまりゼニの話をするのもねえ。




小池修一郎、「ギャッビー」初演は「宝塚らしくないからダメ」と却下されていた


宝塚の遅咲き演出家、売れっ子への道 小池修一郎さん: 日本経済新聞


日経新聞には、小池修一郎さんへのインタビューも掲載されていました。


「エリザベート」初演時、ウイーン版の脚本・作詞家のミヒャエル・クンツェ氏と「宝塚版は「死」を主役にしたい」という交渉が難航、クンツェさんが「うーん・・・」と黙りこくり、


結局、「金額の話」で「オーケー」になった



やっぱり、ゼニは大事や。


・・・版権、高いのね・・・円安だしな。このコロナ禍では、上演は当面、期待薄なのでしょうか・・・



「ギャッビー」初演は、最初に企画を出した時は、偉い人に「夫がいながら主人公と不倫するヒロインは、宝塚らしくない」と言われて、却下されていた!



当時、ベルサイユのばらでも、王妃マリーアントワネットは、フェルゼンと不倫していましたやん!



まあ、どっちかというと、マリーアントワネットは「きれいなおばかさん」だった女性が、王朝が倒れて、やっと妻として、母として、フランスの女王として目覚めたヒロイン。


ディジーは、「きれいなおばかさん」のフリをしている「きれいなお利口さん」


「子供の為に、逃げない母」と、「子供の為に、ひき逃げの罪をなすりつけて逃げる母」。


どっちが客席の女性をムッとさせるかというと・・・