新公配信さえあれば…正直花組の若手の知名度って
新人公演の配信が解禁されたのは、雪組公演 縣千主演『CITY HUNTERからでした。
当初は、
「まだ芸の未熟なジェンヌたちの挑戦の場を、宝塚の事情をよく知っている、新人公演のチケットを入手できるようなコアなファンのみならず、誰でも見られる方法で公開してよいのか?」
「○○さん、劇団が推しているけれど、歌が・・・カネコネ?」とか言われるかも・・・
とか、いろいろな意見がありましたね。
今や、SNSで「新人公演の配信解禁は失敗だったのでは」という声はほぼ聞かれず、
「○組の新人公演、東京で配信できなくて残念だったね」
と言われるようになりました。
雪組は、先日無事実施された『蒼穹の昴』をもって、新公再開後3作連続で、大劇場で無事新人公演を開催できました。
新人公演配信世代、下級生主演のバウ配信も解禁された世代である
101期の礼華(月)、縣(雪)、鷹翔(宙)、
102期の彩海(月)、天飛(星)、咲城(宙)、風色(宙)、
あたりの面々は、新人公演主演作が配信され、
他組ファンの方も、本公演でももう、顔と名前がだいたい一致しますでしょ?
コロナ禍以前は、「次期トップ男役は誰だ?」という話題は、ある程度宝塚を見ているファンなら誰でも参加できましたが、
「次期トップ娘役は?」という話題になると・・・
新人公演学年の娘役については、いくら新人公演主演回数や、バウヒロインが何回と言われても、
「新人公演やバウ公演まで見ていないので、その娘役さんの名前は見るが、芸風とかよくわからない?」
方が多かったのでは?
(ファンの「ベテラン娘役に報われて欲しい」論には、下級生の娘役はよくわからない、という事情もあるのでは?)
今や、地方民である管理人でも、配信をチェックしていれば、次期トップ娘役予想にいっちょかみできる。
1年足らずで、状況は変わった。
なのに、なのに、
花組は、2021年前半の『アウグストゥス-尊厳ある者-』では、まだ新人公演を開催できず、
『元禄バロックロック』『巡礼の年』では、大劇場で新人公演を開催できたものの、東京公演がほぼ上演できなかったため、新人公演の配信は実施されなかった。
『はいからさんが通る』新人公演で主演するはずだった、100期の一之瀬 航季や、
『巡礼の年』新人公演で主演した、102期の侑輝 大弥、
2人だって、上記の面子に並ぶ予定だったのに・・・
嘆いていてもしょうがない、ということで、バウ・ワークショップ『殉情』なのでしょう。
結局何が言いたいかというと、
先日の『カルト・ワイン』、スカステニュース用の初日映像を特別放送してくださいましたが、
ショー場面はともかく、お芝居メインの作品なら、カメラ1台の記録映像でも、まあまあ見られるということがわかりました。
劇団様、花組新人公演『元禄バロックロック』『巡礼の年』を
『カルト・ワイン』方式でスカステ放送してください!
お願いついでに。
幻の『はいからさんが通る』新人公演、内々で上級生の前で上演したのですよね?
さらに言えば、東京公演は中止になった『ONCE UPON A TIME IN AMERICA(ワンス アポン ア タイム イン アメリカ)』の新人公演も、大劇場での上演時の記録映像はあるんですよね?
放送してください!縣のマックスを見たい!
紅子:本音はそこか。