ジャガビーが上品マダムに嫌われる訳スーパー玉出説
スカステで、『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』初日舞台映像を拝見いたしました。
・・・うん、皆様がわあわあ言うのも、わかる気がする・・・
星組公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』初日舞台映像
スーパ―玉出ですやん。
スーパー玉出とは、何か。
パチンコ屋じゃないよ。スーパーだよ。派手な看板や、1個1円とか、大胆な値下げがウリ。
内装は・・・歌舞伎町もミナミもびっくりの、ネオンギラギラ。
今はパチンコ屋の内装も、スーパー玉出ほどギラギラしていないよ・・・(そのかわり台のギラギラ度は増したなあ)
「パチスロディスクアップ2」楽曲メドレーをショルキーで弾いてみた(さくらのーと)
まあ、このギラギラこそが、ワビサビよりも日本土着の美の本質をついているのかもしれない。
最近、団十郎さんの襲名披露興行を拝見して、
江戸の荒事のスピリットは、歌舞伎座よりも、歌舞伎町のネオンや、西成のスーパー玉出の装飾に色濃く残っているのかもしれない、と思いました。
荒事って、本来、”上品なマダムのたしなみ”からはずいぶん遠いところにあって、
今の歌舞伎座の荒事の舞台は、100年後の人が平成のパチンコ台を美術館に展示して、その美の価値を議論しているような、不思議な愛され方をしているのかもしれない。
本来の荒事のノリ
【恋する歌舞伎】第19回「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」
『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』も、東京公演の頃には、「美術館に現代アートとして展示されたパチンコ台の美を論じる」ような受け入れられ方をするのでは?