宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

宝塚音楽学校の倍率を回復させねば未来が無い





宝塚音楽学校の倍率は、今世紀最少を更新し続けている




近年、宝塚音楽学校の倍率は、今世紀最小を更新し続けています。


仮説として、


・不景気が続き、娘さんに高額なレッスン費用や入団後のサポート資金を出せる余裕のある家庭が減った。


・異次元の少子化(特に東京の出生率は低い)


・芸の道の多様化(歌やダンスで食べていきたければ、直接欧米や韓国を目指すというルートもある)



いろいろ理由があるでしょう。


もしも今後宝塚がFNS歌謡祭などに出演し、SNSで話題になったとして、


東京に住んでいる、周囲に宝塚ファンがいない女子学生が、


「いちど宝塚を見てみたいなー」


と思ったとして、


さて、どうすればいいのでしょう。



宝塚大劇場なら、時期や演目によっては、直前までチケットに余裕がある時もあります。


随時販売される「学割」とか「U25割」チケットを狙うのも手でしょう。



が、東京宝塚劇場は基本、チケットはコアなファンによって瞬殺状態。「学割」「U25割」的なサービスを見たことがありません。



「都会に住んでいるんだから、知り合いの伝手をたどれば、チケットを手配してくれる人が見つかるでしょう」


とか


「チケットの公式リセールをチェックして・・・」



うーん。初心者、特に未成年にはハードルが高い。


未来のジェンヌ発掘のためには、小学生~中学生の女の子にどんどん宝塚の舞台を見てもらわなければならないと思うのですが、


今の現状だと「ママが宝塚ファンで、劇場に一緒に連れて行ってもらえる」相当幸運な女の子以外、宝塚って縁遠いのでは?



正攻法でチケットを手に入れづらい東京宝塚劇場こそ、あらかじめ夏休み期間の昼公演を対象に、25歳以下の若い層を対象に安価にチケットを売る「U25割」制度を導入するなど、未来の音校受験生&ファンを開拓しておかないと、


宝塚音楽学校の倍率低下


→魅力的なスター不足


→宝塚の人気低下


に繋がりかねません。



劇団には、東京宝塚劇場はチケット瞬殺の現状の今こそ、若いファンを取り込むための布石を打ってください!