主な配役
ジュリアン・ソレル 礼 真琴　成り上がりをめざす製材屋の息子

ジェロニモ 暁 千星　ストリーテラー？

ラ・モール侯爵 英真 なおき　パリでジュリアンが秘書として仕える

ムッシュー・ド・レナール　紫門 ゆりや　ヴェリエール町長

フェルバック夫人白妙 なつ

ムッシュー・ヴァルノひろ香 祐　ヴェリエールの貧民収容所所長

ルイーズ・ド・レナール　有沙 瞳　ジュリアンと恋に落ちるよろめきマダム

ヴァルノ夫人 　小桜 ほのか　ヴェリエールの貧民収容所所長夫人

オンブル男（執事） 朱紫 令真

ルージュ　希沙 薫

ノワール　碧海 さりお

オンブル男（裁判官）夕陽 真輝

エリザ 瑠璃 花夏　ジュリアンに想いを寄せる小間使い

マチルド・ド・ラ・モール 詩 ちづる　ラ・モール侯爵の娘。気位が高い

ジュリアンがレナール夫人と別れた後、パリに出るまでを過ごした神学校時代に出会う老神父や、ライバルたちの名前が見えませんね。そこはまるっとカットかなあ。

”オンブル男”って何でしょう？

「オンブル」（フランス語: hombre、英語: ombre）という賭博カードゲームがあるそうですが、

ルージュとノワールもいますし、男と女の心理的駆け引きや、ジュリアンの成り上がりと転落を、

ルージュのエロスとノワールのタナトス、

トランプのトリックテイキングゲーム（トリックと呼ばれる小さな勝負を何度も行い、得点を獲得（テイキング）していくが、突然のどんでん返しもありうるゲームジャンル）になぞらえて演出するのでしょうか。

注目の人妻ヒロイン　ルイーズ・ド・レナールは、有沙 瞳！

は、

うん、知ってた（笑）

ですけれども、こっちですよこっち！

注目の天彩さんは、芹香さんが演じるル・シッフルの元・愛人役で、現在は片腕！

元・愛人って・・・

KGBも、国家の威信をかけた任務に、いくら訓練を受けたプロのスパイとはいえ、感情のもつれが合理的判断を狂わせる可能性があるリスク因子は、引き離しておいたほうがよかったのでは？

だからソ連はボンドに負ける

紅子：こら、ネタバレしない！

管理人：ボンドが最終的に負けるわけないでしょ。それにアナベルって、原作にはいないから、ネタバレも何も。

紅子：・・・ねえ、ル・シッフルの現・愛人って・・・

管理人：何フカヨミしようとしているのか知らないけど、原作にはそんな存在はいません。

紅子：ちぇー。

そういえば、原作の感想はどうだったの？

管理人：『カジノ・ロワイヤル』は原作者イアン・フレミングさんの「ジェームズ・ボンド」シリーズ第1作です。

映画の『007』は、２時間の間に『危機一髪』どころか『危機十発！』状態だけど、

『カジノ・ロワイヤル』は、前半は『賭博黙示録カイジ』みたいな賭博の心理戦が延々続いて、

途中で、爆発と、カーチェイスと、拷問で『キキ三発』くらいあって、

後半はボンドとヴェスパー（春乃）との、高校生の初恋みたいなこそばゆい恋愛がゆるゆる続きました。気づけよボンド。

ロマノフの末裔デルフィーヌ（潤花）、

過激派学生リーダーのミシェル（桜木）、

誰？

紅子：ほぼ、小池先生のオリジナル作品なのね。

管理人：特に前半の賭博シーン、ル・シッフルは、４億円の借金を背負って一発逆転を狙うカイジなみに、常にトート閣下にキスされる５秒前みたいなテンションなのに、

ボンドはMI６の用意した金で、ル・シッフルが負けるまでギャンブルすればいい状況なので、

血税で遊ぶ公務員ギャンブラーに、感情移入できるか！

と思いました。

紅子：今日のあんた、怖いよ・・・

まとめ：小池先生の潤色に、おおいに期待