＜タイトル＞

『Gemini』

＜構成・演出＞

中村 一徳

＜出演者＞

（月組）鳳月 杏

英 かおと、彩音 星凪、羽音 みか、一乃 凜 　　

『Gemini』というタイトルに、「はて、鳳月さんって双子でいらっしゃったの？」

と？だったのですが、

鳳月さんの誕生日が6月20日。

12星座占いで：5月21日～6月21日に産まれた方は双子座（Gemini）に当てはまるとされているからなのですね。

管理人は、星座占いに全く疎いのですが、

黄道という、空の太陽の軌道のルートがあって、

生まれた時に、太陽が黄道のどの星座の位置にあったのかで、運勢を占うのだそうです。

紅子：昔、「これからは12の星座に「へびつかい座」を加えて13星座にする」という話があったような・・・そうなると6月20日生まれの人は「おうし座」になるそうだけど、結局今も雑誌の星占いは12星座がメインなのはなぜだ？

管理人：現在の天文学では、黄道に「へびつかい座」があるのが正しいんだけど、

NASAは「天文学と占星術は別物」って言ってたよ。

紅子：まあ、ディナーショーのタイトルを考えるのも大変ですよね。

芸名の漢字を英語やフランス語に置き換えるのも、２回目以降のディナーショーになるとネタ切れしてきますし、

タイトルが「フェニックス」とかだと、またファンがわあわあ言うし。

管理人：意外と、意味深なのかも知れない。

神話によると、

”スパルタの王妃であったレダが，白鳥に化身したゼウスと交わって、カストルとポルックスの双子が生まれた。

ところがポルックスのみが神ゼウスの子で，カストルは，レダの人間の夫、テュンダレオスの子であったという。

この双子の兄弟は、多くの活躍をしたあと，最後に従兄弟にあたるイダスとリュンケウス兄弟と争ったときに，カストルは人間なので殺され、ポルックスは神の子なので、死ななかった。

ゼウスは、生き残ったポルックスだけを昇天させようとした。

しかし彼は，カストルと離ればなれになるのを拒んだので，ゼウスは2人がポルックスの不死を分け合い，1日おきに神界と冥府で暮すことを許したという。”

紅子：うーむ。今の月組のトップと２番手って、外部の人が見たらカストルとポルックスの見た目みたいに、ほぼ同格扱いに見えるけれど、

宝塚の格付け事情からしたら、トップと「限りなくトップに近い扱いの上級生２番手」って、カストルとポルックスの身体に刻まれた宿命なみに、近いのに遠いのよね。

管理人：月城さんが冥府の死神を演じている裏で、鳳月さんが神界の『Gemini』・・・

紅子：意味深・・・なのか？