宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

『ビバ!タカラジェンヌ』小山乃里子さんご卒業





1980年から放送されている、タカラジェンヌをゲストに迎えて楽しいトークを繰り広げる『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時~)パーソナリティの小山乃里子さんが、3月27日の放送をもって番組をご卒業されるとのことです。


管理人はもう20年以上前に、『ビバ!タカラジェンヌ』を聞いていた時期があります。


当時はインターネットも黎明期で、スカイステージもまだなく、地方民が宝塚のスターの「今」に触れられるのは、WOWWOWの『宝塚・スターの小部屋』と『ビバ!タカラジェンヌ』くらいでした。


日曜の19:00から19:30まで、小山乃里子さんの大阪のおばちゃん的な軽快なトークに引き出されるスターのホンネと、


流れてくる劇中歌に必死に耳をすませ、まだ見ぬ舞台のストーリーや歌唱場面のシチュエーションを想像していたあの時間は、本当にワクワクしました。


今思えばあのワクワクが、私のイマジネーションを育んでくれた大事な時間だったと思います。



そういえば、ラジオ関西の番組を、香川県でどうやって聞いていたのだろう?


記事によるとこの番組は、1990年代後半から2000年代初頭に、信越放送(長野県)や静岡放送など全国各局でも放送された時期があるそうなので、香川の宝塚ファンにも小山乃里子さんとスターの声が届いたのですね。


明日海りおさんも、出身地の静岡でこの番組を聞いていて、番組プレゼントのチケットで観劇したのをきっかけに宝塚歌劇団を志したそうです。



『ビバ!タカラジェンヌ』グッジョブ!



今は有料のスカイステージで、毎日最新ニュースとかナウオンステージを見ることができますが、誰でも無料でアクセスできる地上波で、毎週宝塚にフォーカスしてくださる番組は本当に貴重な存在だと思います。


ラジコの普及もあり、北は北海道、南は沖縄までタカラヅカと全国のファンの架け橋になっている『ビバ!タカラジェンヌ』。


43年ですよ。【徹子の部屋】が1976年から放送ですから、4年しか違わないわけですよ。


宝塚という1テーマにフォーカスした番組をラジオ界の【徹子の部屋】クラスの長寿番組に育ててきた小山乃里子さん、本当にありがとうございました。