鴛鴦(おしどり)歌合戦先行画像!
あめあめ ふれふれ 柚香さんが♪
じゃのめで おむかい うれしいな♪
仲良きことは、美しきかな。
トップコンビの仲が良さそうなのはいいことだ。
鴛鴦(おしどり)とは、夫婦などの男女がむつまじく、いつも一緒にいること。また、そういう男女のたとえに使われます。
そして、蛇の目(じゃのめ)傘!
原作の映画では、ヒロインとそのお父さんは、傘貼りの内職で生計を維持しています。
享保(1716‐36)時代には,京坂地方で渋蛇の目傘が使われた。これは渋にべんがらを混ぜて上下に塗り,中間に白地を残したもの。
江戸では,女子は中間の白地の少ない黒蛇の目傘,男子は紅葉傘と呼ばれる上部青土佐紙,下部白紙張りの上品な傘を用いた。
日本家屋では、室内は障子やふすまなど直線的な構図が多いですが、原作映画『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』では、ヒロインとパパが張った蛇の目傘の丸いラインが画面を埋め尽くして、日本家屋の直線的な構図を和らげてリズムを出すことに成功しています。
柚香さんの黒を基調にしつつ、帯の紅と、袖のみに文様を散らした粋な風情。
星風さんの、江戸というより大正~昭和のはじめ頃まで女性の間で普段着として着用されていた、西洋由来のポップな色合いの人工塗料で染めた銘仙(めいせん)のような着物。
遊び心溢れる先行画像ですね。