宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

ロミジュリ続演祭り?大劇場の全ツ化?鬼が笑っても来年を考える

週刊ダイヤモンド8月22日号特集

東京宝塚劇場再開ですね。


週刊ダイヤモンド8月22日号特集はエンタメとスポーツとコロナのこと。


宝塚についての記事もありました。(一部ネットで読めます)


「“コロナ対応”が続く以上、興行面では間違いなく赤字になる」と話すのは、元宝塚総支配人で、『タカラヅカの謎 300万人を魅了する歌劇団の真実』などの著書がある、阪南大学准教授の森下信雄氏。


 公演DVDなどの二次コンテンツ、グッズ販売などがあるものの、歌劇団単体の収益のほとんどは、ほかの劇団と同じく、公演のチケット収入だという。この収益の柱が約半分になってしまう中で、どこまで経費を減らせるかだが「舞台興行は人件費や制作費などの固定費の比重が高く、経費を減らすのは難しい」(森下氏)。

で、後半は有料記事なので本紙を買ってね♡なのですが、要旨は

劇団四季は版権ものをロングランしているので、人件費や制作費などの固定費を回収した後は儲けを出しやすい


宝塚は組ごとに次々と短期公演を打つ制度なので、ロングラン効果が出にくい。

「一本もの大作」と「芝居&ショーの普通の公演」どっちがコストがかかる?

森下信雄氏の著作を拝読したことがあるのですが、印象に残っているのは、


1本もの大作と通常の2本立て、どちらも総製作費はたいして変わらない


ということ。なんとなく1本もののほうが気合(予算)が入っているような気もしたので、意外でした。


1本ものでも、ロミジュリやアナスタシアのような海外作品をパッケージとして買うと、版権料が高いですが、


日本の有名小説やマンガが原作の1本ものは、実は2本立と予算はたいして違わないらしい。


宝塚のショーは、とにかく衣装や電飾にお金がかかる。


スターさんの衣裳は装飾たっぷりでキラキラしているのは当然なのですが、


真ん中と端っこ下級生では、装飾は差があっても、生地そのものの質は差がないそうで。しかもそんな衣装を1時間で何度も着替える・・・のべ何百着いるのだろう・・・


一本ものでは、セットが常に電飾キラキラでもなく、衣装もストックの使いまわしがしやすい。


となると・・・


来年はショー続演&ロミジュリ続演祭り?

・大劇場で柴田作品再演、は無いとしても、ショーを衣装や装置を共有して続演、はあるかも。


・マンガ原作1本もので、配信で2次元ファンを取り込む?花組かな?


・版権の高そうなロミジュリとアナスタシア続演もあるか?やるなら新月&新雪?


娘1はジュリエットやアナスタシアが似合うことを条件に選ぶのかな?となると・・・



鬼が笑っても、来年の演目発表を待っているぞ!