宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

ロミジュリ初日 稀有なダンサートップコンビによせて


星組ロミジュリ初日、おめでとうございます。


管理人は、3月7日(日)のB日程配信待ちです。楽しみー♪


愛月さん、B日程は「死」なのよね。本編では一言も発しないのよね・・・フィナーレで歌ってくれるかなあ。


礼・舞空コンビの「エメ」デュエットも楽しみですが、稀有なダンサーコンビがどんなフィナーレナンバーを魅せてくれるのかな?

これか!ナイワ永久輝アイリーンの、意味不明発作ダンス



Martha Graham google dance doodle


・・・すみません。たまたま見つけたので。


この動画は、Googleが著名人の誕生日などに合わせて、1日限りでアレンジされたサムネイルを使用する「Doodle(ドゥードゥル)」シリーズの1つ。


これは2011年5月11日アメリカ・モダンダンスの立役者、マーサ・グラハムの誕生日(1894.5.11)を祝してのもの。


なるほど永久輝アイリーン、何を意味するのかわからない、発作みたいな、出たとこ勝負そうなポーズに見えて、ちゃんとモダンダンスの型を踏襲したポーズだったのですね。


1894.5.11 - 1991.4.1

米国の舞踊家,振付師。

ペンシルベニア州生まれ。

デニショーン・スクールで学び、デニショーン舞踊団を経て、1927年マーサ・グラーム現代舞踊学校を設立し、現代舞踊教育の先鞭となる。米国のモダン・ダンス界を代表する一人である。’87年に93歳で177回目の舞台「冥府の女王」を踊った。代表作に「世界への手紙」(’40年)、「アパラチアの春」(’44年)など。

宝塚でモダンダンス講師をなさっていた「アキコ・カンダ」先生のお師匠さんでもあるそうです。



Welcome to Graham!

すべてのダンサーを称えて

こんなのんきなブログを書けているのも、宝塚歌劇団とそのお客の、どうにか毎日舞台の幕をあげるための、血のにじむ努力のおかげ(チケット代、配信代を稼ぐのだって大変な労力)


世界のほとんどのエリアで、ブロードウェイも、ウエストエンドも、ボリジョイも、舞台の灯はもう1年も消えたまま。


いつ再び、幕があがるかわからない。


それでも、世界中で、ダンサーたちはレッスンを積む。


マーサ・グラハム肉声 すべてのダンサーを称えて

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2020 - 2021


ダンサーの毎日はとてもシンプル 10年かけてやっと一人前です

いつでも 手や足先を 同じ位置まで動かす

また再び 50回踊れば50回とも 同じ動きをする 

終わりの無いトレーニング

つらいこともあり 喜びもあります。 疲労感も付き物です

全てが芸の一部で 喜びの一部です

想像してみてください。 

照明の下で 立派に踊ってみせる。

身体が 神聖な衣のように 大切に扱われて 

喜びと共に 恐れもろとも 祝福されるのです


ほとんどの生徒さんが役名の無い、踊るキャピュレットの男「たち」、歌うモンタギューの女「たち」だけれど、


すべての生徒さんにとって 神聖な衣のように 大切な舞台


愛の喜びと共に 死の恐れもろとも 祝福される舞台になりますように。