宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

この和時計、グッズ化して!元禄バロックロック画像UP!


告白します。


演目発表の時、私は「元禄バロックロック」というパワーワードを思いついた谷貫矢先生の言語センスに嫉妬した(笑)


言われたら、日本の元禄時代と、ヨーロッパのバロック美術の時代って重なっているんですね。



元禄時代:1688年から1704年までの期間。美術面では琳派(尾形光琳)、菱川師宣(見返り美人)など

絵画風 壁紙ポスター(はがせるシール式) 見返り美人図 菱川師宣 17世紀末期 美人画 浮世絵の祖 東京国立博物館 キャラクロ K-HMN-001S2 (291mm×603mm) 建築用壁紙+耐候性塗料
絵画風 壁紙ポスター(はがせるシール式) 見返り美人図 菱川師宣 17世紀末期 美人画 浮世絵の祖 東京国立博物館 キャラクロ K-HMN-001S2 (291mm×603mm) 建築用壁紙+耐候性塗料
レアルインターナショナル株式会社
おもちゃ
光琳デザイン
光琳デザイン
淡交社

この琳派の屏風絵の水面のように奔放に翻る絢爛なリボン、蒔絵のような豪奢な衣装。


オリンピックの式典で、海老蔵以外にも、日本にはこんなワビサビをぶっ飛ばすクールでゴージャスな文化があるんだぞ、とアピールしてほしかったよ。



バロック時代:美術的には17世紀ごろから18世紀初頭。バロックとは「ゆがんだ真珠」という意味を持ち、富や権力を誇示するための、華麗で豪華な様式をいう。


ルーベンス画集 バロック─豊饒の画家
ルーベンス画集 バロック─豊饒の画家
TAPIRUS
Digital Ebook Purchas


美を誇示する、華麗で豪華なカレー(笑)まどか、真風氏の隣でこんな表情をしたことがあったっけ(べ、別に妬いてないよ)



この和時計のデザインもカッコイイね!見て見て、文字盤が十二支(子丑寅)になってる!この時計をグッズ化してほしいな。時間はスマホで見てるけど、ファッションとしてこんな腕時計があったら、面白そう!




一日の長さを等分に分割する時刻制度を「定時法」と呼び、現在は24等分した方法が世界中で使われています。


これに対して、一日を昼と夜に分けそれぞれを等分するやり方を「不定時法」といいます。


江戸時代の日本でも不定時法が使われていました。昼と夜をそれぞれ6等分し、一単位を「一刻」と呼びました。


一日のうちでも昼と夜の一刻は長さが違い、しかも昼夜の長さは季節によって変わるため常に変化していました。


時の呼び方は、真夜中の子の刻から始めて、昼夜12の刻に十二支を当てました。


西洋式の1日は同じ1時間が24個、という考え方ではなく、1刻の長さは日々常に変化する、という時間の考え方。こんなややこしい仕組みを、ゼンマイ仕掛けで再現したクロノスケ、すごくね?



さらに、ロックンロールというジャンルにおける最初のヒット曲は「ロック・アラウンド・ザ・クロック」という曲なのな





みんなでロックするんだ!時計をぐるっと回って!



Rock Around The Clock / Bill Haley and His Comets (和訳歌詞付き) ロック・アラウンド・ザ・クロック / ビル・ヘイリーと彼のコメッツ


「元禄バロックロック」の9文字に、こんだけの情報量を込められる谷先生。脳の情報処理の演算スピードと回路が、常人とだいぶ違っている疑惑(笑)


あとは、脚本の出来・・・タイトル倒れにならないでよ!楽しみにしているからね!