宝塚 ライビュ専科の地方民のブログ

宝塚を「好き」という気持ちを因数分解してみたい、という思いで綴っています

人事についての劇団の説明責任が果たされる日はくるのか

※今日はゲスの極み(元)乙女モードでございます


ネットニュースも、ネットの意見を転載してトップ記事にするのねえ・・・



この度の劇団の措置にも「誹謗中傷に法的措置は当然だとは思いますが、ファンの間で憶測が飛び交うのは、生徒さんの人事などについて透明性がなく、十分な説明責任を果たさない劇団側の姿勢にも問題があるのでは」というファンからの意見もネットには書き込まれていた。


こんな聖人君子ぶった記事を書いておいてアレなのですが。



生徒さんの人事も気になりますが、自分の春の人事異動にやきもきしている社会人といたしましてはですね。


劇団に、生徒の人事について説明責任(アカウンタビリティー)ってあるのだろうか。



1 説明の義務・責任。

2 政府や公務員が政策やその執行について国民の納得できるように説明する義務をもつこと。説明責任。

3 企業が出資者から委託された資金を適正に運用して保全し、その状況を出資者に報告する義務をもつこと。会計責任。

4 多額の資金援助を受ける科学技術研究者は、その研究の意義を説明する義務・責任を負うとする考え方。




私も、今だって贔屓の人事に気をもんでおります。



もうね、四半世紀ヅカファンをやってきて、トップ娘役スライドとか、新専科制度とか、納得のいかないことばかりですよ。


この四半世紀、一回も劇団から人事の理由の説明なんてありませんでしたよ。


でも



宝塚歌劇団は、政府でも公的機関でもなく、一民間企業ですからね。


会社の株主に対してだって、会計について説明する義務はあるけれど、民間企業内の人事についての説明責任ってあるのだろうか。


説明責任があるとしたら、誰にどうやって説明するのか?


説明されたら納得する、といった問題なのだろうか?


万人が納得する人事ってあるのか?


自分にとって納得いかない場合、どうすればいいの?



劇団の理事会が決めるのかどうかはわかりませんが、もうすぐトップ人事の答えも出るのでしょう。


生徒さんとて、辞令1枚で東へ西への勤め人と同じ、1社員、1人の人間、ホモ・サピエンス。


根拠のないことで、罵ってOKな人間なんて、地球に1人もおりません。



紅子:ネアンデルタール人なら?



ゲスの極み(元)乙女:ちょっと、茶化さないでよ!(以下自粛)


星組3月7日 宝塚大劇場公演 『ロミオとジュリエット』 LIVE配信 [B日程]

宝塚とジャニーズの共通点を発見「ラテンでアミーゴセニョリータ」


花組公演キャストボイス更新!


優波 慧

ショーのプロローグの振りが付きました!最強最狂Cool Beast柚香さんと、金色に眼を光らせた獣たちが火花を散らして踊り狂います。

ピカピカ研1生さんも加わって、久しぶりの大劇場ショー!ラテン・ショー!テンションに反して筋肉痛と闘いながら、健康第一でお稽古頑張ります!

皆様もお身体に気をつけてお過ごしください!

おおお、


”最強最狂Cool Beast柚香さんと、金色に眼を光らせた獣たちが火花を散らして踊り狂う”!


くはー!優波さんの解説で、もう羽飾りが、黒いヒトミの踊り子が、飛び散る汗が目に浮かびます!

ジャニーズと宝塚の共通点「南半球への目配り」



あとラテンっぽいノリも、昔は歌謡曲にいっぱいあったと思うんですけど、最近はなくなってきましたよね。


でもジャニーズは定期的に出してくる。南半球への目配りがすごく大事だな、いいなと思ってます。

南半球への目配り・・・


そういえば、日本で生活していて、ラテン系の音楽をお金を払って聞く機会って、ジャニーズと宝塚が2強じゃなかろーか。


「アンダルシアに憧れて」(近藤真彦)
「Venus」 (タッキー&翼)
「抱いてセニョリータ」 (山下智久)
「青春アミーゴ」 (修次と彰)


日本でジャニーズと宝塚のショーの歌詞以外で、「セニョリータ」とか「アミーゴ」とかなかなか耳にしないよねえ。


ジャニーズと宝塚は、もはや、ポピュラー音楽のラテンというジャンルの「大衆への啓蒙」に多大な貢献をしていると思いますわ。



Summer Paradise 2017 ダイジェスト映像


こういう「南半球への目配り」とか、先輩の歌を後輩たちが「歌い継ぐ」伝統とか、スタートは「踊り子」から始まるところとか、


ジャニーズと宝塚、正反対で、実は双子みたいですね。

幻の東宝公演デザートについて事実では無い情報「コーヒー噛んだ―ら」




劇団からのお触れ

・特定の出演者の人事情報について、あたかも事実であるかのような表現を使い、事実ではない情報を拡散すること。

はい・・・存じ上げております。


「特定の劇場のスイーツ情報について、あたかも事実であるかのような表現を使い、事実では無い情報を拡散」しようとしております。


あくまでネタ「予想」です。




関西では緊急事態宣言解除により、宝塚大劇場でのレストラン営業再開!


ところで、宝塚大劇場にも「公演スイーツ」がございます。



ヨーグルトムース 400円

※提供時間:フルール営業時間内(在庫なくなり次第終了)


ロマンティックな青色の衣装が印象的なロミオを表現。ヨーグルトと相性のいいブルーベリーを使ったヴェリーヌです。   



苺のムース400円

※提供時間:フルール営業時間内(在庫なくなり次第終了)


美しい赤色の衣装を纏ったジュリエットを表現。苺に高貴な香りのライチを合わせたヴェリーヌ



「ヴェリーヌ」とは、「透明な器に、ゼリーやムースを層状に重ねたスイーツ」だそうです。


美味しそう・・・・


んが、


宝塚大劇場の公演デザートは、タイトルがシンプル!まんまやな。


今年に入って、あの東宝公演デザートのネーミングネタを聞けないのが寂しい!




というわけで、勝手に雪組公演


『f f f -フォルティッシッシモ-』
~歓喜に歌え!~


『シルクロード~盗賊と宝石~』


スイーツネタを考えてみよー。





・・・これ、ムズイ・・・




書き出した手前・・・




💡ピカーン


「シュー食おうぞ 糖OFFほっトセーキ」


”シルクのように滑らかなミルクセーキ味のクリームを挟んだシュー。糖質OFFなので、ベリーダンスの踊り子💃さんも安心して召し上がれます。”



・・・すみません。



では、fffでもルードヴィッヒが愛飲していた☕コーヒーネタで(謎の女に任せず必ず自分で、コーヒー豆は60粒数えて淹れていたそうです)


作曲はヴェートーベンでなくバッハですが、当時、本当にこんな曲があったそうです。


バッハ作曲「コーヒー・カンタータ」



J.S.バッハ: コーヒー・カンタータ「お静かに,お喋りめさるな」:ああ,コーヒーのおいしいこと[ナクソス・クラシック・キュレーション #かわいい]




18世紀当時、本作の初演地の18世紀当時、本作の初演地のライプチッヒではコーヒーの依存症が社会問題となっており、バッハは1732年~1734年頃にこれを題材として書いた喜劇といわれています。


ゲオルク・フィリップ・テレマンが設立したコレギウム・ムジクム(大学生主体の演奏団体)によって、ツィンマーマンのコーヒーハウスで演奏されたそうです。


バッハの時代のライプツィヒにはコーヒーハウスが8軒あり、大繁盛していたが、このコーヒーハウスの中には音楽も提供する店が出てきて、バッハ自身もコレギウム・ムジクムとともに出演していたといわれている。


このコーヒーカンターの初演は、ライプツィヒの話の筋は、流行のコーヒーのことばかり考えている若い娘のリースヒェンに、頑固おやじのシュレンドリアンが、何とかコーヒーをやめさせようとするやりとりから成り立っている。

テレマンさん、手広く活動していたのねえ・・・



💡ピカーン



「コーヒー噛んだ―ら」


”噛み応えのある、コラーゲン入りコーヒーゼリー。これで踊り子さん💃のお肌もプルプル!”



うあーん ごめんなさい🙇



この喜劇の、最初の歌詞は、


”おしゃべりはやめて、お静かに”

107期生卒業式へ コロナ禍は決してハンデにはならない


107期生ご卒業おめでとうございます。




宝塚音楽学校で卒業式 コロナ禍でも芸磨き


コロナ禍で昨年4月から約2カ月臨時休校となり、オンラインでの授業もあったそうで、修学旅行も兵庫県内(神戸市、姫路市)と、異例づくめの中、芸を磨かれてきたのですね。



今年は成績上位4名すべてが


今年の卒業生は、成績上位4人すべてが娘役。もともと、宝塚では「男役10年」と言われ、しぐさはもとより、男役発声や低音歌唱の習得には時間を要するもので、音楽学校時代は娘役の上位者が多かった。


だが近年は、全国各地に受験スクールができ、素地を学んで入学する者もおり、入学後も成績優秀なまま上位で卒業する男役も増えていた。ただ、今年は、コロナ禍もあってか、上位4人が娘役となった。

この内容がよくわからないのだけれど、以前は、娘役さんに比べて男役さんは、受験スクールで素地を学んだ経歴が浅くても、「伸びしろ」込みで合格して、音校に入学してから本格的に芸を学ぶ、というパターンも多かったのかな?


まあ、娘役さんはどうしても、男役さんより早く上手くならなくてはならないから、その大変さもありますよね。


受験者における男役志望、娘役志望の分母も違うでしょうね。実寸170㎝台の女性って、なかなかお目にかかれませんから、どうしても娘役志望が激戦区になるでしょうし。


地方民的注目は、山形県から27年ぶりの合格者となった鳴瀬陽(はる)さん(山形市)


7歳で宝塚歌劇を観劇し「雷が落ちて」志望し、入学した鳴瀬陽(はる)さん(山形市)は「(7歳から)1度もあきらめることなく、宝塚の舞台を目指して頑張ってきました」と言う。当時から「自分で自分の限界を決めない」との言葉を胸に歩み、ついに夢への船出にいたった。

すごいなあ。7歳で「雷が落ち」たんだあ。私7歳のころは、ビックリマンシール集めに夢中だったわあ(笑)もっと早く宝塚を知っていればなあ・・・



地元の新聞に、鳴瀬陽さんの音校合格時の記事が掲載されていました。


22・9倍の難関を突破し、山形市の鳴瀬陽(はる)さん(16)が、タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)に合格した。同校によると、山形県出身者の合格は27年ぶり3人目。18日、晴れの入学式を迎える。


 講師の手拍子に合わせ、つま先までぴんと伸ばした足が頭の上まですっと上がる。音楽がかかると、165センチの細身を躍らせ、ジャンプ、ターン。


3月30日、青葉みつるダンシングスタジオ(山形市)。28日の合格発表を音楽学校で確認した後、29日に6時間半かけて新幹線で山形に戻ったという鳴瀬さん。歌唱、バレエ、ジャズダンス、5時間のレッスンに汗を流した。

ほんと、地方民は「宝塚」を見るのも大変、タカラジェンヌになるのはホント大変。


地方でも、県庁所在地クラスの街にはバレエスタジオはありますが、元ジェンヌの講師の方がみっちり受験対策をしてくれるスタジオって、ほとんど大都市部に集中していますからね。


香川県でも、長らくジェンヌが出なかったのだけれど、岡山に宝塚受験コースのあるダンススタジオができてから、ぽつぽつ音校合格者が出だしましたからねえ。


ちなみに、山形県初のタカラジェンヌは、青葉みつるダンシングスタジオ(山形市)の主宰 青葉みつるさん


2人目は、元星組 美椰エリカさん。青葉みつるさんのお嬢さん だそうです。


107期生へ コロナ禍のハンデをチャンスに

コロナ禍で、対面のレッスンが制限されたり、これまでに無く制約の多い中で、芸を磨くことは本当に大変なことと思います。


でもハンデは、チャンスにもなりえます。これまでに無かった制約と、コロナ禍以前では思いもしなかったそれでもなお、の渇望から、生まれるものもあると思うのです。


自分語りですが、子供の頃、「お芝居」に興味が湧いてきて、


でも私の故郷には、劇場が無い、TVでもお芝居は放送されない、本屋が無い、図書館が無い、ビデオレンタルショップも無い。


そもそも高松のビデオレンタルショップまで行っても、お芝居のビデオなんて無い。蜷川幸雄って誰?


都市部の子供は、宝塚や、ミュージカルや、コンサートや、生の文化を浴びるほど触れて育っているのに。


しょうがないので、学校の図書室にあった文学全集の「シェイクスピア」と「近松門左衛門」を繰り返し読んでいました。


シェイクスピアのお芝居も、歌舞伎も見たことが無いのに。古文のテストにも、歌舞伎の台本なんて出題されないのに。


役者でもないのに戯曲を読んで、本の挿絵だけを頼りに、見たこともない舞台を想像して。


落語みたいに、私はロミオとかジュリエットとか、1人で10人以上になりきって。


で、この歳になって、宝塚ブログを始めて、


配信の観劇感想を書くようになって、「戯曲の構造」なんてことを考えたり、架空のキャラと会話する時に役立ちました(笑)


正直に言って、同期全員トップにはなれません。


でも


「トップになるのは無理だけど、ほかに被る人もいない独自の芸風で、芸能界でそこそこ食っている芸人」といった立ち位置も、アリ、かもしれませんぞ(笑)


Be yourself; everyone else is already taken.


自分らしくあれ。

ほかの人の席はすでに埋まっているのだから


オスカーワイルド

ロミジュリB日程 愛の「死」はライビュ無しなのね

央星組 東京宝塚劇場公演『ロミオとジュリエット』千秋楽ライブ中継・ライブ配信決定!



5月23日(日)13:30公演[千秋楽] A日程 ライブ中継・ライブ配信


花組大劇場公演千秋楽も、ライブ中継・ライブ配信決定!

5月10日(月)13:00公演[千秋楽] ライブ中継・ライブ配信


ああ、もう最近ライビュ&配信貧乏で、困っちゃーう💛という嬉しい悲鳴の地方民でございます。


最近は、宝塚大劇場の千秋楽もライビュ&配信が定番化してきましたね。ありがたやー。


しかし、人間の欲は限りないもの。


『ロミオとジュリエット』


宝塚大劇場、東京宝塚劇場とも、千秋楽はA日程ですね。


愛ちゃんの「死」は
瀬央っちの「ティボルト」は


3月7日(日)15:30公演 B日程 配信 のみなのですね。B日程はライビュは無いのですね。


たぶん


きっと


おそらく



円盤(ブルーレイ)にはA日程を収録、B日程はダイジェスト収録となるのでしょうね。


まあ、B日程では、「2番手がパレードまで一言も発しない」という変則的な状況を考えたら、


当然ですね。



いつかは、スカステでB日程を放送するでしょうけれども。


ちなみに、


『アナスタシア』円盤
○公演映像(B日程)
○特典映像(A日程ダイジェスト・Special Movie@稽古場)


『WELCOME TO TAKARAZUKA ―雪と月と花と―』『ピガール狂騒曲』円盤
○公演映像(A日程)
○特典映像(B日程ダイジェスト・Special Movie@稽古場)


『はいからさんが通る』 円盤
○公演映像


はいからさんの円盤収録時は、A日程とかB日程とか無かったですからね。


円盤の本編映像は、A日程だったり、B日程だったりと、決まっていないのですね。


・・・いえね、映画館の大画面で、愛ちゃんの「死」、瀬央っちの「ティボルト」を見たかったなー。宝塚大劇場の千秋楽はB日程でもよかったのでは・・・退団者もABパターンに分かれているし(ぼそ)